エンドウ類が発芽してきました。
この畝は前作ブロッコリーなどでした。
畝、マルチをそのまま再利用しています。
左からキヌサヤ、スナップ、実豌豆(グリーンピース)の順です。
交雑を心配していましたが、エンドウは自家受粉するようなので大丈夫のようです。
交雑(他の種類を受粉すること)
今年は11月20日ごろ直まきにしました。
やっと今ごろ顔をのぞかせてきました。
すこし遅いと思います。
発芽はキヌサヤ、スナップ、実豌豆の順でした。
エンドウを育てるときの注意点は霜柱で根をうかせない。
風で株本が折られない。
この二点だと思います。
寒さ自体には強いのでそんなに心配することはないと思います。
霜柱については、マルチを張っているのであまり心配していません。
問題は風です。
寒冷紗か不織布で覆ってやればいいのでしょうが、そこまでしている人はこのあたりではいません。
よくある防風・防寒は支柱にワラを巻きつけて、裾を広げて苗の北側を覆ってやる方法です。
これはワラが必要なので田んぼをがない人はやりませんし、最近見かけなくなりました。
最近はそのまま何も覆わずに育てているようです。
防風手段ですが、なにも覆いをしないので風に吹かれても苗が揺れないようにする必要があります。
その手段として、苗を大きくしない方法があります。
北風が吹いていちばん寒い1-2月を小さな苗で過ごすことです。
理想的な大きさは5-10センチです。
これ以上大きくなると、風で苗が振り回されて株元の茎が弱ってしまいます。
今年も失敗しました。
あまりにも苗が小さすぎます。
小さすぎると霜柱で根が浮くかもしれませんが、そのときは手で抑えることにします。
11月20日では遅すぎるのであれば、いつがいいのでしょうか?
その年の気温にもよりますが、今年の様子から11月1日から10日ならいいようです。
種が残っているので、もう一度3月にまいてみようと考えています。
昨年の失敗
昨年は苗をつくって11月3日に定植しています。
キヌサヤは年末には30センチを超えるほどになっていました。
逆に大きくなったため風には強くなっていました。
中途半端な大きさで厳冬期を迎えたスナップと実エンドウは枯れてしまいました。
種が残っていたので、3/11に追加でまいてなんとか6月に収穫できました。
まとめ
種まきは11月初旬に。(温暖地区)
枯草などで防風してやる。(イモヅルなど)
霜柱が立った時には株元をおさえてやる。
残った種は3月にまく。
11月まきは5月初旬からの収穫。
3月まきは6月収穫。