なぜ剪定をするのでしょうか?
柿、ハッサク、サクランボ、イチジクなどの果樹があります。
毎年、適当に切っていたのですが二年前、サクランボの木を剪定をしなかったところ、たくさんの実がなりました。
そこでもう一度、剪定について考えてみました。
なぜ剪定をするのでしょうか?
という疑問ですが、これは野菜の間引きと同じではないかと思います。
つまり、いい実を収穫するためです。
どう剪定すればいい実がとれるのでしょうか?
これには二つのことを考える必要があるようです。
ひとつは、野菜の間引きと同じ考えかたの剪定です。
栄養を集中させるための剪定。
日当たりをよくするための剪定。
芽の管理のための剪定。
などがあるようです。
最後の芽の管理ですが、これが一番難しく素人の私にはわかりません。
もうひとつは木の種類によるやり方です。
あとから書きますが、イチジクがいい例です。
そのほか、柿の木には柿の木の、ハッサクにはハッサクのやり方があるようです。
ずいぶん昔の話ですが、桃の花の芽欠きをしたことがありますが、これはこれでなかなか難しいやり方があります。
柿の木は小さい木と、古い木があります。
この写真は剪定後の写真です。
上に垂直に伸びた枝を切り落としました。
重なった枝を切り落としました。
長くのびすぎた枝を切り詰めました。
ハッサクです。
これも柿の木とほぼ同じですが、徒長枝(長く上にのびている枝)を切り落としました。
そして混みあっている枝を切り落としましたが、柿の木ほどはぜずに葉を残すようにしました。
サクランボです。
二年前に剪定せずにいい実ができたのですが、あまりにも高くなったので二本だけ太い枝を切り落としました。
長い枝は高すぎて収穫できないのですが、今年はこれくらいにして今度は六月に切りそろえようと思っています。
切り落とした枝です。
もう芽がついていて、もったいないのですが残りの枝のために切りました。
桜は腐りやすいということなので、切断面に癒合剤をぬりました。
とくに殺菌とかの薬剤が入っているわけではなく、ただ切断面を保護するもので、見た感じ接着剤のようなものです。
最後にイチジクですが、数年前からご近所の方のやり方をまねて、このように切っています。
なんか不思議な感じがしませんか?
切断面には癒合剤を塗っています。
イチジクは切った下の部分から芽が出てくるようです。
最初、ただ切っただけだったのですが、うまく実がつきませんでした。
次の年、切る位置を少し上にあげて切ったところ、いいものがとれました。
今年も少しだけ芽の出る位置を残して切りましたが、はたして期待どおりのイチジクがとれるでしょうか?
ところで、イチジクには和洋二種類があるようですが、このイチジクは和らしく、甘ったるくてスズメバチをはじめ虫が大好物な実をつけます。
我が家の果樹の剪定についてお知らせしました。
じつは果樹にはあまり興味がなく、いままで適当にしてきました。
最近になって、ほしいという方が出てきたので、少しだけ勉強しながら剪定しました。
ただ、肥料まではやっていないので、いいものがとれるかどうかはわかりません。