切り戻しというのは、普通実だけを収穫するところを、枝まで切ってしまうことです。
なぜ切り戻しをするかというと、風通しが悪くなって病気になりますい。
実がつきすぎて大きくならない。
といった理由からです。
ピーマンは枝が多くできるので、整枝が必要になってきます。
三本仕立てにしても、どんどん枝が増えてくるので、株元が見えるくらいに脇芽を摘んでやります。
今日の収穫です。
毎日これくらいの収穫があります。
この数日、個数が多くなってきました。
実は主枝以外、脇芽にもつきます。
そして脇芽は一本の枝から二本ほど出ます。
つまり、倍々になって増えていきます。
放っておくと小さな実がたくさんついて、風とおしも悪くなるし大きな実にもなりません。
そこで、収穫するときに枝ごと切り取っています。
ナスに似ています。
ナスは一芽残しますが、ピーマンは残さなくても新しい枝に実が次々とついていきます。
切り取り方は、主枝は残します。
脇芽の中でも内側についたものを主に摘芯します。
あまり切り取りすぎないように、適当に間引いています。
ごらんいただけるでしょうか、手の部分が脇芽です。
そして、上のほうには脇芽のまた脇芽が出はじめています。
この次の脇芽も実といっしょに切り取ってしまいます。
こうやって、バランスを見ながら摘芯、収穫をしています。
見にくい写真で申し訳ありません。
今日はピーマンの収穫について、切り戻しをしながら収穫するお話でした。