ナスの切り戻しについて書かせていただきます。
私自身よく理解できなかったので、今年はじめられた方にはわかりにくいかもしれません。
ナスは三本仕立てにしました。
ふつうこのように指導されています。
二番目の枝に丸印の脇芽が出ています。
この脇芽を切りもどして収穫をしていきます。
脇芽に小さな実がついたら、上の二本線のところで切ります。
葉を一枚だけ残しています。
これで、この脇芽の生長はとまり、栄養は下の実に集中して大きくなります。
この実が大きくなったら収穫しますが、この収穫するときに切りもどすという作業をします。
最初「切りもどす」という言葉がわかりませんでした。
切りもどすというのは、収穫するとき房だけを切り取るのではなく枝も切り取ってしまうことです。
どこで切るかは、写真の「ここで切って収穫する」とかかれたところです。
次の脇芽のすぐ上です。
この枝からはもう収穫できないように思いますが、その下に「次の脇芽」が出ていますので、この枝に実をならせてまた切りもどすという作業をします。
この作業を繰り返すので、一本の脇芽から何個も収穫できることになります。
また脇芽も一本だけでなく、次々にできるのでそれぞれの脇芽から何個も収穫できます。
もとの三本の枝からも収穫できますので、うまく作れば一本の木から100個ほどのナスが収穫できるということになります。
まだ枝吊りをしていませんが、たくさん実をつけるのでそろそろ枝を吊って支えてやります。
または支柱をたてて、テープを張ってその上に枝をのせてやります。
X型に支柱をたてているのをよく見かけます。
アーチ形の支柱を使う場合もあるようです。
枝がさけないように、折れないようにするためです。
申し訳ありません。
いろいろややこしいことを書きました。
これと決まっているわけではないので、ご自由に楽しんで収穫してください。