ジャガイモを植えました。
切断面を下にした普通の植え替え方です。
切ったほうを上にする植え方もあるようです。
この場合、発芽が遅いという難点がありますが、強い芽がでることと、小さい芽は発芽しないので間引きをしなくてもいいという利点があります。
この間引きについては、種イモを切るときにも芽の調整ができると思います。
株間は長靴の幅にしています。
少し短いとは思いますが、掘り起こすとき大変な作業になるので、この間隔にしています。
薄く覆土をしますが、雨が降ってもイモがのぞかない程度に薄くします。
肥料は化成(14)を少しふっておきます。
ここまで、この化成以外には肥料はやっていません。
ジャガイモは「そうか病」という肌に斑点ができる病気がきますので、苦土石灰、ケイフンなど石灰類は使えません。
いままでは、株間にバーク堆肥を入れてその上に化成を施していました。
そして、種イモの上に切りワラ、なければモミガラをふってから覆土していました。
昨年から体力を考えて、このように化成だけにしました。
収量にあまり変わりはないようなので、この方式を続けています。
大きいイモにしたければ、掘り起こす時期を少しずらして遅くすればいいと思います。
ジャガイモを切って植える場合の注意を書かせていただきます。
種イモを腐らせないことが大事です。
種イモを切ってから二日目に植えるようにしています。
今回は三日目になりました。
これは断面が乾くのを待つためです。
そして、断面が乾いて植える日が雨にならにように計算してください。
種イモを切ってから何日もたつとイモの活力がなくなります。
また早すぎると、断面が乾かず植えても腐ることがあります。
天気予報をみて、植える日が晴天あるいは曇天で数日は雨が降らない日を選んでください。
種イモが水浸しになると腐りやすくなります。