ジャガイモの収穫が終わりました。ニシユタカと少しだけキタアカリです。
ニシユタカは大きくなるタイプのようです。
わかりにくいのですが左の写真では、半分から向こう側がキタアカリ、こちら側がニシユタカです。
右の写真は左がニシユタカ、右がキタアカリです。
ニシユタカは白っぽく、キタアカリは少し黄色がかっています。
場所が余ったので芽が出かけたキタアカリを植えました。
ジャガイモは時期が来ると発芽してきます。
この写真は六月に収穫したキタアカリです。
このように芽がのびてきます。
普通の保存方法では、この発芽をとめることはできません。
時期が来ると発芽してしまいます。
保存はとくに注意することもなく、乾燥させてかるく土を落としてダンボールにいれて冷暗所(納屋)に保存します。
芽がでるまでに早めに使い切ってしまいます。
サツマイモは冷蔵庫の上に置いておけ、といわれるくらい寒さが苦手です。
たくさんあるので冷蔵庫の上というわけにはいかないので、台所のすみに置いています。
昨年は床に置いていたのですが、今年は念のため少し高くしてダンボールにいれて保管しています。
今年は二月まで持ちましたが、三月には腐りはじめました。
苗とりのため地中に埋けましたが発芽するのが遅くて、七月くらいにツルが伸びてきました。
近くでは十一月に収穫する方もいるので、来年はおそくなっても植えてみようかと思っています。
サトイモを掘り返してそのままにしています。
土を落として子芋を分けて乾かします。
今年は肥料も水もそんなにやっていないのに、たくさんとれています。
さて、保存ですがサトイモは腐るという点が一番の注意点です。
いままでいろんな保存方法を試しましたがこれといった成果はありませんでした。
ほとんど毎年腐らせてしまいます。
そのほとんどの原因がこの親芋の茎からくる腐敗です。
ここにはたくさんの水分が残っています。
ここから腐敗がはじまって子芋に移ってしまいます。
親芋と子芋を分けてもいいのですが、今年はこのように茎の部分を削り取ってやりました。
このサトイモは赤目大吉という品種で、親芋も食べられるのでこうしています。
保存にこだわるのは種イモにしようと思っているからです。
来年五月の定植までみなさんいろいろ考えて保存しています。
いままで
1)茎をきってそのままにして、モミガラで覆う。
2)茎を切って、掘った穴に逆さに埋める。
などの保存をしてみましたが、どれも確実な手ごたえはありませんでした。
ということで、今年は掘り上げて親芋の茎をむくという方法にしてみました。
もうひとつ、深い穴を掘って保存するという方法がありますが、試したことはありません。
これといった確実な方法は見つからないのですが、いろんなことを試して少しでも長くもつように考えています。