ネギには葉ネギと一本ネギがありますが、今回は一本ネギについての報告です。
六月に定植した苗も大きくなったことと思います。
遅くなりましたが、最初の土寄せをしました。
一本ネギは増殖しないので、株間は5センチ以下でいいと思います。
写真の生長点と根に注意します。
生長点を土寄せで埋めてしまわないようにします。
ここまで土を盛ると、成長が止まってしまいます。
根は上に向かってのびてきます。
多分、空気を求めているのではないかと思っています。
ですから、土寄せもあまり厚くならないようにしてやります。
このとき、ワラを薄く敷いてやると根が活発にのびるので、有効だと思います。
ワラは枯草でもいいと思います。刈って枯れた草があれば使ってください。
ただし、生のものは腐敗に向かいますので、できるだけ乾燥したものを使ってください。
このあと、ケイフンを軽く振ってワラが見える程度に土をかけてやりました。
これから成長にあわせて、何度も土寄せをしていくことになりますが、根が空気に触れるようにできるだけ薄く、そして生長点を埋めないように注意してください。
植える溝が深いほど軟白部(白い部分)が長くなります。
溝が20センチ、プラスその上に土寄せが10センチとすると白い部分は30センチと、かなり立派なネギになります。