今年は丸サヤのオクラを作っています。
毎年、角オクラの種をとって植えるのですが、今年は発芽しなかったので、丸サヤのオクラを買いました。
今年は比較するために、マルチを張った畝とマルチなしの畝をつくりました。
このオクラ、生長力が強いのでほかの野菜とは少し違った育て方が必要です。
15年も前、菜園をはじめたころ太い2メートルもあるような木を見つけ、これがオクラかと感心したものです。
それ以後、巨大なオクラは見なくなりました。
木を大きくすると、もちろんサヤも大きくなり、かたくて食べ物にはなりません、
そのためか、最近作る人が少なくなりました。
オクラの特徴は
熱帯性なので暑さに強い、というか暑さが必要です。
先の木の話のようにならないように、軟弱にそだてる。
この点は、ほかの野菜と違うところです。
養分を吸う力が強いので、養分をひかえて時期に応じた追肥をする。
サトイモと同じような目に見えないようなトゲがあるので、収穫時には肌を覆う必要がある。
こんなところだと思います。
この中でもとくに注意が必要なのは、軟弱に育てるというところです。
そのために、一ヶ所に数本植える、あるいは密植するといった方法がとられます。
育つ力が強いため、逆にあまりしっかり育たないようにするという普通の野菜とは違った育て方をします。
収穫はサヤをとるとき、下の葉も切ります。
これは株もとに光があたるようにするためです。