タマネギの種をセルトレイにまきました。
「春いちばん」という品名です。
特徴は名前のとおり、春いちばんに収穫できるということです。
うまくいけば、収穫は三月末からですが、毎年四月上旬から収穫しています。
四月はまだタマネギはめずらしいので喜ばれます。
なぜセルにまくかというと、管理しやすいからです。
セルで発芽させて、多少大きくなってから畑に仮植えします。
そして、その苗が大きくなる十一月に定植します。
ワンクッション入るので面倒ですが、せっかくまいた種が雨で流れてしまうのを防ぐためでもあります。
何度も失敗したのですが、最近はこの方法で回避できています。
モミガラなどで覆いをして、流れないようにはするのですがたいした効果はなく、大雨になると流れてしまいます。
「春いちばん」に収穫する最大の目的は、ベト病を避けるためです。
ベト病は三月に急に暖かくなるころ発症します。
そこで、そのころには収穫してしまおうというもくろみです。
昨年も同じ方法でうまくベト病にかからずに収穫できたのですが、少し球が小さくなってしまいました。
これは、私の管理、育て方に問題があったのだと思いますので、今年はもう少しだけ大きいものがとれるように考えてみたいと思います。