退職後の菜園入門 家庭菜園の栽培日記

初心者の方へ 野菜の育て方 ヒントとポイント

インゲン 三回目の定植

インゲンは長く作れる野菜ですが、もっともいい時期は初夏か秋で涼しいときがいいようです。

初夏はまずまずの収穫でしたが、色・形がいまひとつといった感じでした。
形、色のいいものをとろうと思うとやはり秋がいいと思います。

いまのインゲンと定植したインゲンを紹介します。
また、支柱のたて方についても報告します。


インゲンの種類



インゲンの種類は短いものから長いものまでたくさんあります。
色も薄い緑色から濃いものまであります。

また、ツルありとツルなしがあります。

私は右下のプロップキングという種類を作っています。
理由は長すぎるものは使いにくいと思うのでこの程度にしています。

色合いもこの濃いグリーンが好きです。
あまり豆を感じないのもいい点です。
そして、ツルありを選んでいます。

写真でおわかりになるでしょうか?この種は一袋に220粒入っています。
豆類は年越しはできないと聞いていますので、今期中に全部まくことになります。

ツルなしは背丈が低く収穫するとき腰がいたくなるので、私はツルありを作っています。

ツルなしでも支柱は必要です。数本つくられるのならこのツルなしが手軽でいいかもしれません。



春の収穫は終わりましたが、盛夏どりのインゲンがあります。

サヤの形がおかしく、色も鮮やかではありません。
もっと濃いグリーンになるはずです。

やはりこの時期の収穫は難しく、この時期はやめて初夏どりに集中するべきでした。


秋どりインゲンの定植



場所はトウモロコシのマルチ畝を再利用しました。

植穴に苦土石灰とオルトランを入れて水をかけておきました。

一ヶ所二株でもよかったのですが、ポットが一株になっているので、株間を狭めて一株植えにしました。


支柱たて



支柱は二種類の方法でたてました。
ひとつはネットを張る方法で、もうひとつはテープに誘引する方法です。

この写真はアーチ形の支柱にネットを張ったものです。


こちらが同じアーチ形の支柱を縦にしたものです。

こちらはネットは張れないので、テープに誘引させるつもりです。

このアーチ型の支柱を使う理由は、背丈が高いからです。

インゲンは180センチ以上になるので、180センチの支柱を打ち込むと165センチ程度になってしまいます。
これではツルを最後までのばせません。そこで、この210センチのアーチ形の支柱を使っています。

これにネットを張れば最後は向こう側に回ってのびるので安心です。



支柱の差し込みはこんな道具を使えば、耕盤まで20センチ程度はスッと入ります。



支柱が倒れるのを防ぐためにテープを張っています。

この写真の場合、左右に倒れるのを防ぐだけでいいと思います。

テープは市販のものですが、雨に強いものをおすすめします。
また幅広のテープは風で破れるので、この程度に撚ったものが丈夫です。

テープを止める金具は何でもいいのですが、写真のようなものを使っています。
これは長さ30センチ程度ですが、できれば40センチあったほうが安心です。

また竹でもいいという人もいますが、竹を切って加工する時間もないので市販のものを使っています。



これからの作業



ツルを摘芯する方法があるようですが、あまり効果が見えないので私はしません。

それより、株元のツルの整理と葉のつみとりで風通しを良くすることを考えています。
これは病気を防ぐためですが、インゲンに限らずキュウリなどでも同じ作業をします。

この時期の豆類は追肥も必要ないと思います。
もしするのであれば、収穫がはじまったころ通路にかるくケイフンをやります。



収穫と販売・配布


たくさん収穫できるので、ご近所へお配りする量では消化できません。
直売所へお願いすることになると思います。

そんなに人気がある野菜とは思えませんが、スーパーでは意外と高く売られています。
直売所へ出すとすれば、150グラム80円くらいになると思います。

まだできてもいないので、こんな話はどうかと思いましたが、植えた数がけっこうあるので多分処理できないと思います。


今回もご覧いただいてありがとうございます。

これからは秋野菜の植え付けが本番になります。

次回からご報告することになると思います。

これからもよろしくお願いいたします。