✔ いまの茎ブロッコリー
中央の列が茎ブロッコリーです。
両側はブロッコリーです。
背丈は80センチほどあります。
ブロッコリーと茎ブロッコリーの違いについてですが、その前に、頂花蕾ということばについての説明です。
花蕾というのはブロッコリーの食べる部分です。
最初に中央にできるものを頂花蕾といい、脇芽は側花蕾といいます。
ブロッコリーは頂花蕾を収穫しますが、茎ブロッコリーはこの頂花蕾を早く摘んで脇芽を収穫します。
この点が、ブロッコリーと茎ブロッコリーの大きな違いです。
茎ブロッコリーの頂花蕾です。
500円玉程度で食べられる大きさになったらつみとります。
これはブロッコリーの頂花蕾です。
これを大きくして収穫します。
ブロッコリーは一株に一個しか収穫できません。(脇芽も多少とれますが)茎ブロッコリーは脇芽を長く収穫します。
そのため相当量の収穫が望めます。
✔ 茎ブロッコリーの育て方
茎ブロッコリーをたくさん収穫するためには、いくつかの条件があります。
1)まずは大きくすること。そのためには畝をたてるときに深く掘ることです。
このことは茎ブロッコリーに限らず、どんな野菜にも言えることです。
2)一ヶ所二本植える。
場所と手間をはぶくために一ヶ所に二株植えます。
二株植えるというより、もともとポットで二株で育てます。
4)頂花蕾を摘む。
頂花蕾というのは一番最初に中心にできるつぼみのことです。
ブロッコリーはこの部分が収穫するところになりますが、茎ブロッコリーは脇芽を収穫するので、脇芽促進のためにつんでしまいます。
3)追肥をする。
長く収穫できるのでときどき追肥をします。
追肥はマルチに踵(かかと)で踏んで穴をあけて、その中に化成をやります。
なぜ踏むかというと、穴の近辺がへこんで水が入りやすいからです。
最盛期には毎日収穫できます。
一家に一株あれば、食べきれないほど収穫できます。
春作もできますので、挑戦してみてください。