退職後の菜園入門 家庭菜園の栽培日記

初心者の方へ 野菜の育て方 ヒントとポイント

種まき セル用培養土に必要なものは?

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秋まきの野菜の種まきをはじめました。
私は、ほとんどの野菜をセルにまきます。
そこでいつも悩んでいる、セル用の培養土について考えてみたいと思います。

セルは容量が小さいので、ポットより水持ちが要求されます。

f:id:saientaro:20210817150410j:plain:left:w150これは200穴のセルトレイですが、人差し指がこれだけしか入りません。

f:id:saientaro:20210817151210j:plain:left:w150いつも使っている培養土です。

f:id:saientaro:20210817150544j:plain:left:w150f:id:saientaro:20210817150553j:plain:left:w150このセルに培養土を入れてみると、この程度しか入っていません。
右の写真の石ころのようなものは軽石です。
安い培養土は、木のくずや軽石がたくさん入っています。
これでは水持ちは悪く、水を注いでも素通りの状態でセルの中には水分が残りません。

f:id:saientaro:20210817151403j:plain:left:w150f:id:saientaro:20210817151430j:plain:left:w150そこで培養土をつくることにしました。
左がココヤシを材料にしたもので、右が黒土です。
ココヤシの大きな木片はとり除いて、黒土と混ぜてみました。

f:id:saientaro:20210817151744j:plain:left:w150黒土はふるっていないので、少し大きい粒が残っていますが、今回はこれを使ってみます。

f:id:saientaro:20210817151946j:plain:left:w150先日届いた、秋まきのキャベツと白菜をまいてみます。

f:id:saientaro:20210817152109j:plain:left:w150f:id:saientaro:20210817152116j:plain:left:w150200穴もいらないので、適当な大きさに切って使っています。
ガムテープに今日の日付と品名などを書いています。


f:id:saientaro:20210817152328j:plain:left:w150作った培養土を入れて、水が入りやすいように指で穴をあけています。
少し培養土が少なすぎたかもしれません。

f:id:saientaro:20210817152504j:plain:left:w150水を十分やって種をまいて、覆土をしたところです。
覆土は通気性のいいものなら何でもいいと思います。
左がココヤシ、右はバーミキュライトです。
このほか、モミガラで覆うこともあります。

ここでは水をやりません。
水は種をまく前にしっかりやります。

あとは発芽してから、ようすをみながら水をやります。


f:id:saientaro:20210817152958j:plain:left:w150暗いところにおいて、新聞紙で覆って乾燥を防ぎます。

発芽しはじめたら、すぐに覆いをとって日光に当ててください。
一日でも遅れると、芽が伸びすぎてしまいます。

雨の当たらない、午前中だけ日の当たる場所がいいと思います。

これで、いい苗ができると思いますが、後日結果をご報告いたします。