秋まきの野菜の種まきをはじめました。
私は、ほとんどの野菜をセルにまきます。
そこでいつも悩んでいる、セル用の培養土について考えてみたいと思います。
セルは容量が小さいので、ポットより水持ちが要求されます。
これは200穴のセルトレイですが、人差し指がこれだけしか入りません。
いつも使っている培養土です。
このセルに培養土を入れてみると、この程度しか入っていません。
右の写真の石ころのようなものは軽石です。
安い培養土は、木のくずや軽石がたくさん入っています。
これでは水持ちは悪く、水を注いでも素通りの状態でセルの中には水分が残りません。
そこで培養土をつくることにしました。
左がココヤシを材料にしたもので、右が黒土です。
ココヤシの大きな木片はとり除いて、黒土と混ぜてみました。
黒土はふるっていないので、少し大きい粒が残っていますが、今回はこれを使ってみます。
先日届いた、秋まきのキャベツと白菜をまいてみます。
200穴もいらないので、適当な大きさに切って使っています。
ガムテープに今日の日付と品名などを書いています。
作った培養土を入れて、水が入りやすいように指で穴をあけています。
少し培養土が少なすぎたかもしれません。
水を十分やって種をまいて、覆土をしたところです。
覆土は通気性のいいものなら何でもいいと思います。
左がココヤシ、右はバーミキュライトです。
このほか、モミガラで覆うこともあります。
ここでは水をやりません。
水は種をまく前にしっかりやります。
あとは発芽してから、ようすをみながら水をやります。
暗いところにおいて、新聞紙で覆って乾燥を防ぎます。
発芽しはじめたら、すぐに覆いをとって日光に当ててください。
一日でも遅れると、芽が伸びすぎてしまいます。
雨の当たらない、午前中だけ日の当たる場所がいいと思います。
これで、いい苗ができると思いますが、後日結果をご報告いたします。