オクラの種まきをしました。
まずは一晩水に浸しておきます。
浸さなくても発芽しますが、発芽率を上げるためにやっています。
昨年は二回失敗して三回目にやっと発芽しました。
三回目は直まきにして、そのまま生長させました。
メモにも書いていますが、種まきが早すぎました。
気温が足りなかったようです。
右の写真に細い棒が見えますが、これをセルの底穴に差し込んで苗を取り出します。
左が72穴、右が128穴のセルです。
どちらも下のセルには縦にシマが入っています。
根巻防止のためです。
根が巻くと老化が進むといわれているので、この線でまかずに上に伸びていくようにしています。
ところがこの根巻防止のセルは棒で取り出すとき引っかかってうまく抜けません。
根を切ってダメにしたこともたくさんあります。
ということで上のセルのように線の入っていないものを使います。
種まき用の培土を使いますが、前回トウモロコシで失敗したので今回は覆土に鹿沼土を使います。
まずセルに入れた培土に水をやります。
その上に空のセルをのせて、押し付けて少し水をきります。
できたくぼみに種を三粒ずつまきました。
三粒まくのは密植して木があまり太くならないようにするためです。
木が太く大きくなるとオクラも大きくなりすぎて、硬くなってしまいます。
鹿沼土を覆土した写真です。
下にハトロン紙のようなものを敷いていますが、このトレイには水抜きのための小さな穴がたくさん開いているので、根がその穴から伸びないようにするためです。
新聞紙などでもいいと思います。
根が穴から出ると、取り出すときに根が切れてしまうためです。
トレイをはずしてセルを少し高いところに置いて、下を空気が通るようにしておけばいいのですが、水の管理が大変なのでこうしています。
ポットならこの方式もいいかもしれません。
昨年は失敗したオクラの種まきですが、今年はうまくいくように願っています。
また次のご報告ができると思います。
ありがとうございました。